狭いリビングでも大満足!工夫とアイディアで広々と使う方法
家族みんなが集まるリビングは、ゆっくりくつろげる空間にしたいですよね。
広いリビングのある家は誰もが憧れますが、現実はなかなかそうもいかないものです。敷地面積によっては、リビングに十分な広さを取れないこともあるでしょう。
「家族全員がのびのびくつろげるリビングにしたい!」
「リビングが狭くてインテリアに困ってる...」
このような悩みを持つご家庭も多いと思います。ですが、狭いリビングでも工夫とアイディア次第で解決できるかもしれません。
そこで今回は、狭いリビングでも広々と使う方法をご紹介したいと思います。
リビングにソファを置かない
リビングを広く使うには「できるだけ物を置かない」「本当に必要な家具だけを選ぶ」ということが大切です。
ソファって場所を取りますよね。
一人がゴロリと横になったら、ほかの家族はソファに座ることができません。それなら、ソファを置かないという選択肢もあるのではないでしょうか?
ソファを置かずとも、くつろげる空間にする方法は色々あります。
造作ベンチを設置する
リビングの壁に沿わせて設置する造作ベンチはソファのような圧迫感がないので、リビングの狭さを感じさせません。
造作なので床の色と合わせることができ、統一感のあるすっきりとした空間にできますね。
収納を兼ね備えることもできますし、親戚や友人など大人数が集まるときにもベンチがあると、とても便利です。
スツールやクッションを活用
狭いリビングには圧迫感がないロータイプのインテリアが基本です。ちょっと腰掛けられるスツールはコンパクトなうえ、あるとなにかと重宝するでしょう。
床でくつろぐときにはクッションがあると良いですね。特にビーズクッションは座ってテレビを見たり、横になってくつろぐこともできるのでおすすめです。
スツールやクッションはたくさんあっても邪魔にならないので、上手に活用しましょう。
リビングを畳にする
畳は床にそのまま座ったり、座布団を敷いて座りますよね。クッション性があるためそのままゴロンと寝転ぶこともできるので、ソファの必要性が全くなくなります。
床に直接座る畳は視線が低くなる分、天井が高く感じられるので、開放感のある空間にすることができるでしょう。
インテリアや色味を工夫する
リビングを広々と感じさせるためにはインテリアや色味も重要になります。ポイントは視線を遮らず、遠くまで視線が届く「視線の抜け感」を出すことです。
家具の足は細いものに
テーブルなど足のある家具を選ぶときには、圧迫感のない足の細いデザインのものを選ぶように意識しましょう。
足が細い家具は視線の抜け感を出すことができ、空間の印象を軽やかにしてくれます。足が太いものより、広々とした部屋に見せる効果があるのです。
背の高い家具は控える
背の高い家具は視界の邪魔になり、部屋を広く見せるうえで重要な視線の抜け感を出せません。
ロータイプの家具にすることで空間の圧迫感を減らすことができ、部屋が広く見えます。どうしても背の高い家具を置く場合には、窓回りを避けて置くようにしましょう。
収納が足りないときには壁面収納も良いですね。ディスプレイスペースとしても活用できます。
白を基調にすっきりと
色にも広がりのあるリビングにする効果があります。
黒や紺色のような暗い色は圧迫感があり、部屋が狭く見えてしまいます。逆に白やアイボリーのような明るい色は部屋を広く見せる効果があるのです。
たくさんの色を使いすぎず、色を限定して使うこともポイントです。広く見せる効果のある白を基調にすっきりとしたリビングにすると良いでしょう。
カーテンをやめて、窓回りすっきり
部屋を広く見せるうえで重要な視線の抜け感。視線の抜け感を最も出しやすいのが窓です。窓回りをすっきりさせる工夫をするのも部屋を広く見せるコツですね。
ロールカーテン
ロールカーテンはカーテンのようにもたつき感がなく、巻き上げてもコンパクトに収納できるのですっきりしてます。
天井の高さを強調させるため、ロールスクリーンの取り付け場所を、窓上ではなく天井にすることでリビングをより広く見せることもできます。
ブラインド
ブラインドもロールカーテンと同様にすっきりとした窓回りにできますね。
ブラインドは羽根の角度によって、視線の遮り具合が調節できます。程よく視線の抜け感を出すことができるので、窓が人通りの多い道に面している場合には、ブラインドが良いでしょう。
まとめ
このように限られた広さのリビングでも、広々と使える方法はたくさんあります。
リビングを「広々と使う」「広く見せる」ためのレイアウトや家具選び、色使いなど上手に取り入れて、マイホームのリビングをのびのびくつろげる空間にしてくださいね。