吹き抜けのメリット・デメリット 吹き抜けが必要かをもう一度考えよう Staff blog

202010/23Fri

吹き抜けのメリット・デメリット 吹き抜けが必要かをもう一度考えよう

吹き抜けとは1階から2階、もしくはそれ以上の階まで天井がない作りのことです。

天井がないことで開放感とおしゃれな印象が生まれますが、吹き抜けにはそれ以外にもさまざまなメリットがあります。

とはいえ吹き抜けのメリットにばかり注目し、暮らしてみたら「こんなはずじゃなかった」と思うことも、少なくありません。

吹き抜けの家で快適に過ごせるよう、あらかじめメリットやデメリット、吹き抜けの家の寒さ対策や目的について知っておきましょう。


吹き抜けのメリット

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吹き抜けには、大きく分けて4つのメリットがあります。

・ 開放感が得られる

・ 家族との距離が近くなる

・ 部屋が明るくなる

・ 部屋の空気が循環しやすくなる

それぞれを細かく見てみましょう。

開放感が得られる

吹き抜けの最大の魅力ともいえるのが、開放感です。

天井がなくなることで視線が上に抜け、空間を広く見せる効果があります。

敷地が狭く家や部屋数の少ない家にとって、吹き抜けの開放感は大きなメリットとなるでしょう。

家族との距離が近くなる

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吹き抜けは音が通りやすいため1階の音が2階に、2階の音が1階にと、お互いの気配を感じられます。離れていても家族の存在が近くに感じられる点も、吹き抜けのメリットです。

また吹き抜けの構造によっては2階の廊下や階段の踊り場に机を置いて、読書や勉強のスペースとする場合もあります。

リビングから適度な距離を保ちつつ、プライベートな時間の確保も可能です。

部屋が明るくなる

吹き抜けによって2階に設置された窓から入る光が、家全体を照らします。

当然リビングにも光が届くため、部屋の雰囲気も明るくなります。「リビングが暗い」という悩みを抱えている方にとって、嬉しいメリットです。

部屋の空気が循環しやすい

吹き抜けの構造によっては1階と2階の窓からの風が、お互いに行き来します。部屋の空気が循環されれば、室温の調節や湿気対策にも効果が出て、快適性が増すでしょう。

シーリングファンを取り付けたりもっと簡単にサーキュレーターを使ったりすれば、ますます空気の循環を促せます。


吹き抜けのデメリット

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メリットがあればデメリットも存在するもの。

・ 掃除の手間がかかる

・コストがかかる

・音が響きやすい

・においが上がる

・2階が狭くなる

このように、吹き抜けにはデメリットもあります。

こちらもひとつずつ、確認してみましょう。


掃除の手間がかかる

吹き抜けを後悔する方の多くが、「掃除の手間が想像以上だった」というものです。

吹き抜けとはつまり、途中に足場がない状態です。高い位置にある窓の拭き掃除やホコリ、カビ対策が負担となる可能性があります。

足場を作れる環境であれば良いですが、そうでなければケガの危険性を考えて、業者に頼んだほうが無難でしょう。

最近では家を建てた住宅会社や工務店で、掃除を請け負う場合も増えています。

新築やリフォームで吹き抜けを採用する場合は、同時に掃除対応の可否についてもしっかり確認しておきましょう。

コストがかかる

掃除を依頼しなくてはならないのであれば、コストがかかります。それ以外にもクロスの張替えでも同様です。

通常の壁のように「1部分のみ」といった対応ができなかったり足場を組む費用がかかったりと、通常の壁紙張替えよりも費用がかさむ可能性があります。

さらに吹き抜けのデメリットとしてよくあがるのが、光熱費がかかるという点です。

吹き抜けがあるぶん空気がとどまれず、エアコンから出た熱い空気も冷たい空気も、流れていきやすくなります。そのため、冷えるのにも温まるのにも時間がかかります。

リビングの畳数より広い範囲に対応したエアコンを購入するか、シーリングファンで空気を循環させるといった対策が必要です。

音が響きやすい

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家族の気配が感じられるという吹き抜けのメリットが、ときにはデメリットとなるかもしれません。

1階の家族の話し声や生活音が2階まで届いてしまえば、勉強や作業の妨げになる可能性もあります。静かに過ごしたいときにそれが叶わないのは、いくら家族同士でもストレスです。

吹き抜けから遠い場所に部屋を設置する、もしくは家族同士でTPOをわきまえるなど、対策を事前に考えておきましょう。

においが上がる

風が通り抜けやすい吹き抜けでは、同時ににおいも上がってきます。

夕飯の匂いやお風呂の匂いならそこまで気にならないかもしれませんね。しかし日当たりの良い2階で部屋干しした洗濯物に、匂いがつく可能性もあります。

2Fが狭くなる

1階から2階へと続く吹き抜け部分には床がありません。つまり、そのぶんだけ2階の部屋数が少なくなります。

家族に必要な部屋を減らしてまで吹き抜けを作るメリットはあるのか、事前によく確認しておきましょう。


吹き抜けを作る際のポイント

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吹き抜けのデメリットをあらかじめ知っておけば、吹き抜けを作る際のポイントが見えてきます。

たとえば、吹き抜けの最大のデメリットともいわれる掃除のしにくさ。

これは吹き抜け部分に回廊を取り付けることで、解消できるでしょう。回廊を透け感のあるものにすれば、視覚的にも開放感が損なわれません。

それ以外にもカビ対策には窓は自動開閉のタイプにして風通しを良くしたり、強すぎる日差し対策には高窓用のブラインドやロールスクリーンを取り付けたりなども効果的。


大切なのは工務店と一緒にじっくり相談することです。

どこまで自分の家で対応ができるのか、吹き抜けを作る理由は何なのかをしっかり見直し、ベストな吹き抜けを取り入れましょう。

吹き抜けは冬に寒くなる?

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吹き抜けは冬に寒くなるのでは、という不安をよく耳にします。しかし最近の住宅構造は優れた断熱材の効果によって、それほど寒くはなりません。

ただし吹き抜けによって縦の構造が伸びる分、暖かい空気が上に行きにくくなります。

部屋全体が暖まるまでは吹き抜けではない家と比べて時間がかかりますが、温まってしまえばその後に室温が下がることも少ないでしょう。

不安な方は、床暖房の設置をおすすめします。

エアコンが上から下に熱を放ち床暖房が下から上に温めるため、部屋の温度上昇が早くなります。


吹き抜けに適した家や環境とは

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吹き抜けに適した家がどういうものかは、一概には言い切れません。

日当たりの悪さで悩んでいたり敷地面積が狭かったり、家族とのコミニケーション不足を悩んでいたりする方は、吹き抜けを検討する価値があるといえます。

それとは逆にプライベートな空間を大事にしたかったり、もともと日当たりが良すぎて暑すぎる家だったりすれば、吹き抜けは悪手かもしれません。

まず自分の家に何が欲しいのかを明確にし、吹き抜けで解決できそうであれば導入を検討すると良いでしょう。

まとめ

おしゃれで機能的な吹き抜けですが、安易な取り入れると光熱費やメンテナンスで大変な思いをする可能性があります。

まずどうして吹き抜けがほしいのか、その理由は吹き抜けでないと解消できないものなのかをじっくり考え、プランニングをしましょう。

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