生活動線について【料理を楽にする生活動線の工夫】
家族みんなで楽しく食事をするためにも、日々の料理は必要な家事です。とは言え準備から後片付けまでの工程でやるべきことはたくさんあり、毎日大変ですよね。
日々の料理の負担は、生活動線の工夫で減らすことができます。今回は料理を楽にするための生活動線の工夫を紹介。「毎日家族のために料理をするのが大変」という人は、ぜひ参考にしてみてください。
料理を楽にする生活動線の考え方
料理をする際は、以下のような作業も発生します。
・食器や調理器具、調味料などを取り出す
・冷蔵庫から食材を取り出す
・料理に使った物の後片付け
食材を扱う作業以外にも、何かとやることが多いですね。
料理の負担を減らしたいのであれば、上記の動線を短縮することを意識しましょう。
料理を楽にする生活動線の工夫
料理を楽にするためには、下記のポイントを工夫してみましょう。
・よく使う調味料は手前に収納する
・よく使う調理器具は手元付近に収納する
・よく使う食器類はすぐに取り出せるようにする
・冷蔵庫内の配置も工夫する
・一度配置を決めたら、それを徹底する
・キッチンの物は逐一片付ける
以下、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
よく使う調味料は手前に収納する
料理中の動線を短縮するためには、調味料の配置が重要です。よく使う調味料が手元にないと、いちいち料理を中断することになります。
調味料を1箇所にまとめて置いている場合は、よく使う調味料は手前、あまり使わない調味料は後ろという形で配置するだけでも、生活動線を改善する効果は大きいです。
よく使う調味料をすぐに使える場所に配置して、料理の負担を減らしましょう。
よく使う調理器具は手元付近に収納する
よく使う調味料と同様、よく使う調理器具もすぐに使えるようにしておきましょう。調理器具がすぐに使えないと、作業の効率も落ちます。必要な調理器具をいちいち探し回るのは、決して生活動線が良いとは言えませんよね。
具体的には、調理スペースの壁にフックを設け、調理器具を吊るして収納する方法がおすすめです。スペースを占拠せず、使いたい調理器具をすぐに用意することができます。
よく使う調理器具を手元付近に収納し、生活動線の向上を図りましょう。
よく使う食器類はすぐに取り出せるようにする
食器類の配置も、生活動線に大きく関係してきます。食器類は重ねて収納するのが一般的なので、よく使う食器類が取り出しにいく位置にあると、毎回料理の準備が大変です。よく使う食器類は、基本的に取り出しやすい位置に配置しましょう。
まず基本は、よく使う食器類を棚の手前側に配置します。加えてスムーズに取り出せるよう、何枚も重ね過ぎないのも大切です。逆にあまり使わない食器類に関しては、棚の奥の方に配置しても問題ありません。
食器類の配置を工夫するだけでも、生活動線を改善する効果は大きいです。
冷蔵庫内の配置も工夫する
生活動線を改善するなら、冷蔵庫内の配置も工夫しましょう。冷蔵庫内が整頓されていると、物を取り出す際もスムーズです。具体的には、以下のような配置方法を検討してみてください。
・中段および下段
冷蔵庫の中段および下段には、よく使う物を配置しましょう。中段や下段は比較的取り出しやすい位置なので、飲み物や作り置きのおかず、調味料などを保管するのに最適です。
・上段
冷蔵庫の上段は、取り出しやすさが多少落ちる位置なので、あまり使わない物を配置するのがおすすめです。具体的には、賞味期限が長い加工食品や味噌などですね。
・ドアポケット
ドアポケットの部分も、比較的取り出しやすい場所です。ただし扉の開閉で毎回振動する部分なので、調味料や炭酸を含まない飲み物など、振動に強い物を配置しましょう。
冷蔵庫内の配置を工夫して、無駄な動きを減らしましょう。
一度配置を決めたら、それを徹底する
生活動線を改善するための収納ポイントをいくつか解説しましたが、一度配置を決めたら、むやみにそれを変更すべきではありません。頻繁に物の位置が変わると、配置を記憶しきれず、作業の効率が悪くなるからです。
一度配置を決めたらそれを徹底し、スムーズな動きで作業できるようにしましょう。
キッチンの物は逐一片付ける
キッチンの物は、料理が終わるたびに片付けましょう。物が散らかっていると、料理をする際に無駄な動きが増えます。また物が散らかってから片付けを行うよりも、毎回こまめに整理整頓した方が楽です。
キッチンの物は逐一片付けて、料理にまつわる生活動線を悪くしないようにしましょう。
まとめ
日々の料理は、何かと負担が大きいですよね。家族のためとは言え、毎日料理を作り、片付けを行うのは大変です。
しかし生活動線を工夫すれば、料理の負担はある程度軽減できます。日々の料理が大変だと感じている人は、本記事で紹介したポイントをぜひ実践してみてください。